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無意識が私たちを苦しめる?

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『私は、小さいころから家族に対してトラウマを抱えており、そのトラウマのせいで肯定的に考えることができません。』

このように、思われている方がいます。

私は、そう言う方に、掘り下げて質問すると返ってくる答えがあります。

「トラウマの記憶は無意識の記憶として染みついているので、その記憶が私を苦しめるんです。」

要は、「私がマイナス思考なのは、幼いときの体験のせいで、その体験がある限り私の苦しみはなくなりません」と言いたいのでしょう。

確かに、私たちの記憶は脳の無意識の領域に保存されます。

とくに、トラウマなどの感情を伴う記憶は、扁桃体という無意識の領域に保存されています。

その記憶が、大脳皮質という意識の領域に伝わってくることで、「トラウマを意識する」ことができます。

そして、トラウマを意識したときにはじめて、「ああ辛い」と感じるわけです。

何が言いたいか?

トラウマは無意識の領域にいる時点では、私たちに悪影響を与えないということです。

というのも、多かれ少なかれ、私たちのほとんどは両親に対するトラウマを抱えています。

あなたはどうでしょうか?父親または母親が特定の行動に反応してしまうことはありませんか?

もし、あるとしたらそれもトラウマの一種かもしません。

そう考えると、私たちの無意識の領域には、膨大な量の辛い体験の記憶が保存されているはずです。

もし、それらが無意識にある状態で、私たちに悪影響を与えているとしたら・・・

私たちは一瞬たりとも、心穏やかでいることはできないでしょう。

でも、実際はそんなことはありません。

ときに楽を感じ、ときに苦しみを感じ、ときに悲しみを感じ、ときに思いやりを感じるはずです。

それらは、”意識にあがってくる”記憶とかイメージが原因になっているからです。

セルフイメージ研究の第一人者、マクスウェル・マルツ博士も著書の中でこう言っています。

私たちは意識的な思考のせいで苦しむのであって、潜在意識のせいで苦しむのではない。過去に重きを置く考え方をやめてしまえば、誤った過去は私たちに影響しなくなるのである。

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