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あなたの見方は本当に正しいですか??

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心理カウンセラーの堀口寿人です。

昨日まで、うつ症状のカウンセリング実例という形で、長ーいお話を書いてきました。

今日は短くキュッとおさえますね^^;

今日のお話は絵本からの抜粋ですが、ちょっと感動したのでご紹介します。

じゃっかん僕なりにアレンジしていますが。。

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あるところにお金持ちの長者がいました。

その長者には4人の息子がいました。

その息子たちには、以前からずっと興味がある事があったのです。

それは『キンスカの木』の伝説。

人里はなれた場所に1本だけ生えている珍しい木の伝説。

『ねーお兄ちゃん。キンスカの木ってどんな木?』

『さあ、僕も知らないよ。だってすごく遠くに生えているみたいだから。』

『何とかして見にいけないかな~』

息子たちは考えました。

そこで息子たちは、年寄りの御者にお願いしました。

『ねえ、僕たちをキンスカの木のところへ連れてっておくれ。』

御者は答えました。

『よろしゅうございます。ただ、この馬車は一人乗り。一人ずつしかお連れできません。』
『それに私も忙しいので、私の手があいたときに順番にお連れしましょう。』

そこで、息子たちは一人ずつ連れてってもらうことにしました。

最初に長男がキンスカの木の元に行きました。
その時、キンスカの木はちょうど芽がふきはじめた頃でした。

次に、次男が行きました。
その時、キンスカの木は若葉が青々と茂っている頃でした。

次に、三男が行きました。
その時、キンスカの木はキレイな花を咲かせていました。

最後に、四男が行きました。
その時、キンスカの木にはおいしそうな実がなっていました。

そして、しばらくして4人はまたご飯を一緒に食べる事になりました。

もちろんキンスカの木の話題が出ました。

『なあ、キンスカの木を見てどう感じた?』

長男がみんなに質問しました。

次男は言いました。
『キンスカの木って若葉がキレイな木だったんだね。』

三男は言いました。
『違うよ!キンスカの木って花が印象的な木なんだよ!』

四男は言いました。
『違うよ!キンスカの木って実がおいしそうな木なんだよ!』

長男は言いました。
『みんな何を見てきたんだ!キンスカの木は小さな芽が出る木だぞ!』

そこで、四人は父親のところへ行って話しを聴いてもらうことにしました。

話を聞いた父親は笑って言いました。

『わっはっは^^私についておいで。』

父親はみんなが乗れる大きな馬車を用意しました。

そして、キンスカの木の下へ。。。

するとキンスカの木は枯れて枝だけになっていました。

4人の息子は驚きました。

『あれぇ。僕たちが見たものとは違うよ!』

父親は言いました。

『みんな確かにキンスカの木を見たことに違いはない。
でもね、それはキンスカの木の一部しか見ていなかったのだよ。キンスカの木にはこのように色んな顔があるんだよ。
だから自分だけが正しくて、相手が間違っていると簡単に決める事はできないんだよ。』

『分かりました。お父さん。これからはもっとよく調べて判断するようにします。』

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私たちは、何か一部分だけを確認しただけで、つい全部分かった気になってしまいます。

早とちりしちゃうんですね^^;

でも、よーく観察すると、事実は自分の考えと違っている事の方が多いです。

そう分かると、人とぶつかる事も少なくなりそうですね。

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