自律性

モチベーションを段階的に上げる方法

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From:堀口寿人
ポジティブ訓練の効果研究をやってます^^

なぜ、モチベーションが上がらないのだろう?

これまで、あなたはそんな風に考えたことはないだろうか?

実はモチベーションが上がらないのにもちゃんとした理由がある。その理由を知っておくことはとても重要だ。

というのも、それさえ分かれば、それと逆の事をすればモチベーションが上がるからだ。そんなわけで、今から次のような感じでお話をすすめていこうと思う。

  • まずモチベーションが上がらない最大の原因を理解してもらう
  • モチベーションの3つレベルを理解してもらう
  • 具体的にモチベーションを上げる方法を理解してもらう

読み終えた後、きっとあなたは「自分が今何をすべきか?」に気づいていることだろう。

モチベーションが上がらない最大の原因

さて、もう一度聞くが、なぜモチベーションが上がらないのだろう?

おそらく、思い思いの答えが出てきたと思う。

  • どこを目指せばいいか分からない
  • 何をやっていいか分からない
  • 行動することで何が得られるか分からない
  • 逆に行動しないことで何を失っているか分からない
  • 今何があればモチベーションが上がるかを知らない
  • 一生懸命になることで楽しみが生まれるという人の心の仕組みを知らない
  • モチベーションを邪魔する人がいる

こんな感じだろうか?

あなたのモチベーションが上がらない理由はこの一覧にあっただろうか?もしなければ、あなたの理由も考えて欲しい。

さて、もう一度ざざっと一覧を見てもらって何か気づくことはないだろうか?

そう。

ほとんどが「分からない・知らない」ことが原因になっているわけだ。これを「無知」という。

increase-motivation2拍子抜けするかもしれないが、本当にただ「分からない」という理由でモチベーションが上がらないのだ。

分からないから、行動する意義が見いだせないわけだ。

じゃあ「モチベーションを邪魔する人がいる」に関してはどうか?

これも、多くはその人との関係性に問題がある。言いかえると、その邪魔する人とお互いに理解し合えていないことがたいていの原因だ。

仮に、あなたのまわりにモチベーションを邪魔する人がいて、あなたのモチベーションが上がらないとしよう。

increase-motivation3この場合、相手は何かしら「理由」があってあなたの邪魔をしているはずだ。でも、あなたがその「理由」が分からない場合、「邪魔されている」と思うわけだ。

仮に、相手に特別な理由もなく相手の性根が単純に悪いだけだったとしたら、その人はあなたの人生に必要ない人かもしれない。でも実際そういう人は少ない。

たいてい、相手に邪魔するだけの理由があるものだ。それを知る事がやっぱり必要なわけだ。だから、結局は「無知」に行き着くわけだ。

それだけ分かれば、モチベーションが上がらないとき、「自分は何を理解する必要があるのか?」と発想を転換できるようになる。

じゃ、具体的にモチベーションを上げる方法をお話する前に、モチベーションの3つのレベルについて理解しておこう。

3つのモチベーションレベル

モチベーションには実は3段階のレベルがある。これを知っておくと、自分が今どの段階にいるかがチェックできる。

具体的な話に進む前に、「欲」について少し説明しておこう。

「欲」は、次の2種類ある。

  • 欲望・・・何かを貪りたいという欲。
  • 意欲・・・純粋に行動したいという欲。

例えば、

  • 人に良く見られたいという欲
  • 頑張って勉強したいという欲

この2つが違う種類だというのは、何となく分かると思う。

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それが、欲望と意欲の差なわけだ。日本語だとどっちも「~たい」って形になるので、ちょっと分かりづらいかもしれない。でも、仏教ではこの2つは明確に分けられている。

これを踏まえて読んでほしい。

モチベーションなしレベル

最初のレベルは、モチベーションなしだ。何にもやる気がしないレベル。これはまさしくさっき話してきたような状態のことである。

外モチベーションレベル

これは、「何かもらえるから」やるといった、外からの条件付きでモチベーションが高まっている状態だ。外の条件に左右されるので、一喜一憂しやすいのが特徴だ。

外モチベーションのエネルギー源は「欲望」だ。

ストレスとは?ストレス時の身体と心の状態の真実」を読んでもらうとよく分かるとおもうが、欲望はネガティブな感情だ。だからストレス源になりうる。

increase-motivation5外モチベーションレベルにいると、作業効率は悪いし、ストレスはたまるし、行動そのものも楽しめない。

このレベルの人にとって唯一大切なのが、外の報酬というわけだ。

残念なことに、世の中の多くの人が、このレベルで活動している。だから今ストレス社会と言われているわけだ。

ストレスから抜け出すためには、モチベーションレベルをもう一段階上げる必要がある。

内モチベーションレベル

それが内モチベーションレベルだ。このレベルになると外からの条件を必要としなくなる。

行動自体を楽しめていて、ストレスもなく、作業効率も高い。このときのエネルギー源が意欲である。

ただ、一つ注意が必要なのは、あなたが内モチベーションレベルにまで高まったときに、何か報酬をもらうと外モチベーションレベルに落ちてしまう。

言いかえると、これまで意欲で行動していたのに、欲望の行動に切り替わってしまうわけだ。この点だけおさえておこう。

外モチベーションを上げる方法

外モチベーションを高めるには、「どうやったら外から報酬をもらえるか?」という視点で考えればいい。

ただ、相手からすれば「あげる側の立場」なので、「いいよ」と言ってくれるような内容を考えないといけない。

例えば、何もしないのに、いきなり「100万円下さい」と言えば、たいてい相手はNOと言うだろう。でも、「あなたのために仕事をするので100万円下さい」と言えば、いいよと言ってくれるかもしれない。

increase-motivation6そして、最大の注意点は、外モチベーションはあくまで応急処置ということだ。外モチベーションはゴールじゃない。外モチベーションで生きるとストレスがたまるし、幸せにはなれない。

ただ、外モチベーションが上がることで、内モチベーションにスムーズに移行しやすくなるのも確かだ。なので、外モチベーションは上手に使うといい。あくまで治療前の応急処置のように。

外モチベーションを上げるには次のような方法がある。あくまで一例なので参考にして欲しい。

人の力を借りる

人の力を借りる場合、例えば

  • 応援してもらう
  • 褒めてもらう
  • 共感してもらう

などがある。人からの力は大きい。人のちょっとした一言が僕たちを傷つけ、ある時は元気づけてくれる。それが関係が深い人ならなおさらだ。

例えば、僕は以前父親といがみあっていた時期がある。

でも、ある時僕は気づいた。いがみ合いの理由の一つは、自分が父から認めてもらいたがっていることに。

そこで、ある日僕は父にお願いした。

「応援して欲しい」と。

いがみ合っている父に対してお願いするのは、僕にとって天地がひっくり返るくらい勇気がいることだった。

でも、そこから父は少しずつ僕を応援する言葉や態度を見せてくれるようになった。

increase-motivation7今ならよく分かるが、父も僕に対して何かしてあげたいと思っていたけど、何をしていいか分からなかったのだ。

今はとても感謝しているし、父との関係も嘘のように改善している。

話がそれたが、必ずあなたのまわりには、あなたを応援したり、褒めたり、共感したりしようとしてくれている人がいる。必ずだ。その人たちの思いを無下にしてはいけない。感謝して受け取ろう。

お金の力を借りる

これは、あなたが本当に「幸せ」と感じることにお金を使うということだ。決して高いものを買う必要はない。

安いものでもあなたを幸せにしてくれるものはたくさんあるはずだ。

また、お金を稼ぐこと自体も、外モチベーションを高めてくれる。だから、お金を稼いで、それを、あなたが幸せと思うものに使うだけでも外モチベーションは高まる。

娯楽の力を借りる

今世の中は娯楽にあふれている。パソコンを開けば、楽しい動画がいっぱい無料で見れる。それに、ネットで検索すれば、色んな趣味のサークルや習い事なんてものもいっぱいある。

また、ぶらっと旅に出るのもいいだろう。旅に出ると言っても遠くへ行く必要はない。

おすすめは、近場でも意外と自分が知らない場所があったりして、そういう所へ行くことだ。それだけでもかなり感動したりする。

ここでの目的は、外モチベーションを上げることだ。だからやみくもにお金を使って遠くへ行く必要もないわけだ。

それより、お金も時間も労力も使わずに外モチベーションを上げられたとしたら、そっちの方がよっぽど賢い。もちろん、お金・時間・労力の余裕に応じて楽しめばいいわけだけど。

内モチベーションを上げる方法

外モチベーションを上げる方法の一例を話してきた。他にもいっぱいあるだろう。

ただ繰り返し言うが、あくまで外モチベーションを上げるのは、内モチベーションにつなげるためだ。

その事を理解せずに外モチベーションを上げて安心していると、いつの間にかストレスの中心にいることになってしまう。幸せにはなれない。

じゃあ、外モチベーションが高まったら、次は何をすればいいのか?

有意義な目的を持つ

僕たちが行動するということは、何か目的があってのことだ。目的がない行動はあり得ない。何となく目的地もなく、ぶらっと外へ出る時も、「気分転換する」という目的があるかもしれない。

そう考えると、僕たちの行動には必ず目的がある。

ただ、ここで問題がある。

僕たちは、その目的が有意義か、そうでないかをじっくり考えていないことが多いことだ。

有意義というのは、

  1. 自他の知恵を高める
  2. 自他の思いやりを育む
  3. 自他を喜ばせる

ということだ。詳しくは、「明確な人生の目標を持って生き生きと生きる方法」を参考にして欲しい。目的が不純だと、内モチベーションは上がらない。

目的に至る計画を立てる

この記事の最初に、モチベーションが上がらない最大の理由を話した。

increase-motivation8憶えているだろうか?

それは、無知だ。具体的には・・・

  • どこを目指せばいいか分からない
  • 何をやっていいか分からない
  • 行動することで何が得られるか分からない
  • 逆に行動しないことで何を失っているか分からない
  • 一生懸命になることで楽しみが生まれるという人の心の仕組みを知らない

だから、モチベーションも上がらないわけだ。だったら、これらをできるだけはっきりさせればいい。

それだけで、モチベーションが面白いほど上がる。まるで真っ暗で何も見えない洞窟を光で照らすかのように、先に進む活力がわいてくる。

目標の立て方に関しては、「大きな目標を達成する人が必ず意識している計画の立て方」が参考になるだろう。

努力する

目標や計画が決まったら無理矢理でも行動してみることだ。

increase-motivation11僕たちの脳では、本能を司る古い脳と、理性を司る新しい脳がいつもいがみあっている。だから僕たちはよく葛藤を感じるわけだ。

古いというのは進化的に古いという意味で、魚とかネコとか他の生き物にも共通してある部分だ。新しい脳はいわゆる大脳という部分で進化的に新しい。

古い脳は怠け者で、なるべくエネルギーを使わせるまいと、「怠けなさい」「怠けなさい」と僕たちに信号を送る。

それに対して、新しい脳は、「怠けていて人生何になるの?努力しなさい。怠けの先に幸せはないのよ!」と僕たちに信号を送る。

見て分かると思うが、たいてい新しい脳の言っていることの方が、理論的で正しい。古い脳が言っていることは感情的でむちゃくちゃだ。

でも、残念なことに、古い脳の方がパワーがあるのだ。だから、僕たちはたびたび古い脳の命令に屈してしまう。

この葛藤を抜け出すには、古い脳の言ってることがいかに間違っているかを身をもって理解する必要がある。

例えば、試しに古い脳の命令に従って丸一日何もしないで怠けてみよう。

心はどうなるだろうか?

やってみるとよく分かるが、決して晴れ晴れしい爽快な気分にはならない。むしろ重く沈むのが分かるだろう。決して幸せだと感じないはずだ。

実は、カラクリを話すと、集中、モチベーション、努力、知恵は4点セットだ(仏教の経典に明記されている)。

どういうことかというと、例えば、努力すれば、集中力もモチベーションも知恵もついてくるということだ。これはやってみるとよく分かる。

だから、新しい脳の理性の声に従って努力しよう。それで内モチベーションはぐんぐん上がる。

補足

「努力は辛いことだ」と言う人がいる。ただ、それはちょっと違う。努力が辛いのは100%努力しきれていないからだ。

increase-motivation10例えば、与えられた仕事でも「だるいな、何でこんなことしなきゃいけないの?」と思いながらやったとしよう。

これは100%努力している状態だろうか?

違うことが分かると思う。「だるいな」とか考えている余裕があるわけだ。

ここで言っている努力とは、100%のめり込んでいる状態を言う。

「もっとうまくなりたい」とひたむきに練習に打ち込む高校球児をイメージすればよく分かるだろう。

努力している高校球児ほど練習を楽しんでいるし、「だるいな」とか考える暇もなく、練習に集中しているはずだ。

まとめ

モチベーションが上がらない最大の理由は無知だからだ。

だから、どうやったらモチベーションが上がるのかをよく理解して対処すれば、モチベーションを意図的に上げられるようになる。

モチベーションが全くない場合は、まず外モチベーションを上げるのもいい方法だ。

ただ、そこで終わりにせず、外モチベーションが上がったら必ず内モチベーションを上げること。

そうすることで、自分自身でモチベーションを作り出すことができるようになる。

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