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いいって何?悪いって何?

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good-bad

From:堀口寿人
自宅事務所より

「イライラすることがあってもいいじゃないですか?人間だもの。」

僕の心理学の先輩が、昔、口癖のように言っていたセリフだ。

その時は、ちょうど、心理学セミナーの打ち上げみたいな場所だったと思う。

僕には、以前、弟子入りさせてもらっていた心理学の師匠がいた。

長谷川泰三という車イスのカウンセラーだ。

先輩も僕もその師匠の弟子だった。

師匠は僕たちによく言っていた。「クライエントがなぜ、そうなったのか、その背景を理解しなさい」と。

そして、付け加えて、こう言っていた。「クライエントを理解すれば、クライエントを善悪で判断しなくなる」と。

細かい部分までは覚えていないが、内容はこんな内容だったことは間違いない。

要するに、師匠が言いたかったのは、「クライエントが、例え泥棒であっても、『どうして泥棒したのか?』を理解することで、クライエントを感情的に攻撃しなくなる」みたいなことだ。

おそらく、理解してもらえると思うが、これは決して「泥棒は悪くない」と言っているわけじゃない

プロのセラピストとして、とるべき立場の事を言っているわけだ。

この内容を僕の先輩は取り違えていた。「泥棒はOK。イライラはOK」というように。

まあ、確かにそういう言い方されると、言われたクライエントは一時的に安心はするかもしれない。

でも、本当にその答えでいいのだろうか?

やっぱり、前と同じようにイライラして、悩んで・・・を繰り返すはずだ。

何にも解決しない。

だから僕たちが幸せになるには、「何がよくて、何が悪いか?」という基準はきちんと持っておかなければならない。

そもそも、いい何だろう?悪いって何だろう?

・法律に触れるから悪い?
・人が喜ぶからよい?

色んな考え方があるだろう。
シンプルに結論を言ってしまうと、こうだ。

・あなたや他の人を幸せにする考え方・行為は良い
・あなたや他の人を不幸にする考え方・行為は悪い

ただ、これだけだ。

だから、イライラすることは、悪いことだ。その理由は、イライラは自分も周りの人も不幸にするからだ。

つまり「人間だからイライラしてもいいじゃないですか。」っていうのは、間違っている。

イライラは辛いのだ。自分にとっても周りにとっても。不幸なのだ。だから何とかしなければいけないわけだ。

もし善悪基準がなければ、何でも自分の都合でOKになってしまう。

例えば、
・イライラしてもOK。人間だから
・盗んでもOK。人間だから
・人を殴ってもOK。人間だから
・人の悪口を言ってもOK。人間だから
という風に。

それじゃ、ダメなのだ。
どれだけ、人間だからOKと自分に言い聞かせようとしたところで、
悪い事をすれば必ず不幸になる。

これはどうしようもない事実だ。

あなたは、イライラした幸せな人にこれまで一度でも会ったことがあるだろうか?

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