社会性

コミュニケーションとはどんな意味か?

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communication1

From:堀口寿人
金沢の自宅事務所より

あなたはコミュニケーションという言葉に、どんなイメージを持っているだろう?

たいてい、コミュニケーションのイメージと言えば、「相手との会話しているシーン」がお決まりだ。

ただ、実際コミュニケーションにはもっと広い意味がある。というのもコミュニケーションとは本来「思いを伝える」という意味がある。

だから、思いを伝えられたら、何だってコミュニケーションなのだ。具体的にどんなコミュニケーションがあるだろう?

これを機に調べてみた。

コミュニケーションの種類

話し言葉

communication1これは言うまでもない、典型的なコミュニケーションだ。自分の思いを伝えるために、相手に話す行為だ。

声のトーン

communication2話し言葉は、言葉の意味に重点が置かれるのに対して、これは声のトーンそのものに重点が置かれる。

例えば、暗い声で「私は幸せだ」と言っている人がいたら、あなたはどう感じるだろう?

「本当は不幸なのに、無理して幸せだって言ってるんだな・・・」って思わないだろうか?

そう考えると、声のトーンも相手に何らかのメッセージを伝えているわけだ。

文字

communication3これは手紙などの、書き言葉だ。今あなたが呼んでいる僕の文章。これがまさしく文字のコミュニケーションだ。これもあんまり説明はいらないだろう。

communication4「絵のどこがコミュニケーションなんだ?」と思うかもしれない。確かに一般的に、僕たちは絵で自分の思いを伝えることは少ないだろう。

ただ、絵には文字にはない、自分の心奥深くの思いが表現されることが分かっている。

その原理を利用して、心理療法家はクライエントの心を探ったりする。だから、絵も自分の気持を表現するコミュニケーション手段になりえるわけだ。

手話

communication5手話も、説明不要のコミュニケーションだ。耳が不自由な人のためのコミュニケーションの手段として使われる。

距離

communication6これは、人と人との距離のことだ。一見、コミュニケーションとは関係なさそうだけど、実は大ありだ!

例えば、僕があなたにグググっと近寄って行ったとしたら、それは「好きですよ」という気持ちを表現しているわけだ。

その証拠に、顔をしかめながら近寄ってくる人はいない。近寄ってくる人はにこやかなはずだ。

態度

communication7腕組みして、後ろにのけぞっている人がいたら、あなたはどう感じるだろう?

きっと「偉そうに」と思うだろう。ということは、その態度は「自分は偉いんだぞ」を意味するコミュニケーションというわけだ。

一方で肩を落としている人を見たらどうだろう?

きっと、あなたは「あの人は落ち込んでいる」と思うだろう。ということは、その態度は「自分は落ち込んでいます」を意味するコミュニケーションというわけだ。

表情

communication8

  • 笑っていれば「私は楽しいです」を意味する
  • しかめっ面なら「私はイライラしています」を意味する
  • 眉毛の両端が下がっていたら「私は悲しいです」を意味する

表情の意味は世界共通なことが分かっている。その表情は国境を越えて同じ意味として伝わる。

目線

communication9表情と関係しているが、目線も自分の気持を伝えるコミュニケーションの一つだ。

例えば、僕とあなたが見つめ合っていたとしよう。

その途中、いきなり僕が目線をそらしたとする。そうしたら、あなたもつられて僕と同じ方向に目線を向けるはずだ。

ということは、僕の「目線をそらす」という行為から、あなたは何らかの意味を受け取ったということだ。

身ぶり・手ぶり

communication10いわゆる、サインとかボディランゲージとかいうやつだ。

手を突き出す

「止まれ」を意味するコミュニケーションだ。

両手を開く

「私は心を開いています」を意味するコミュニケーションだ。

手でシッシ

「あっちへ行け」を意味するコミュニケーションだ。

手招き

「こっちへ来い」を意味するコミュニケーションだ。

親指を上に立てる

「グッド(いいね!)」を意味するコミュニケーションだ。

親指を下に落とす

「バッド(最悪!)」を意味するコミュニケーションだ。

親指・人差し指で丸をつくる

「OK」を意味するコミュニケーションだ。

人差し指を口の前に

「静かにしなさい」を意味するコミュニケーションだ。

キリがなくなるので、この辺にしておく。

ファッション

communication11コミュニケーションの意味を広くとらえると、ファッションもコミュニケーションの一つになる。

例えば、僕は初対面の人に「最初怖い人かなって思ったけど、実際は優しい人」と言われることがとても多い。

というのも、僕のトレードマークは、少し色が入ったメガネと黒いTシャツだからだ。それが、「怖い人」という意味で伝わるようだ。

人は見た目で判断してはいけないと言われるが、やっぱり人は見た目でも判断するのだ。

それは、ファッションもコミュニケーションの手段の一つになっているということだ。

communication12真っ暗な山中。

行灯の光がぐるっと円を描く。

その直後、大勢の兵士が敵陣へとなだれ込んだ!

こんなシーンを見たことはないだろうか?

その行灯の光は「決行せよ」の合図だったわけだ。

他には、車を運転していて、ハザードランプをパチパチ。

これは「ありがとう」を意味するコミュニケーションだ。

communication13音もコミュニケーションの手段として使われている。

例えば、6時のサイレン。

「ウーーーー」と鳴るだけで、「あっ6時だ!」とすぐ分かる。

他には、非常ベル。

「ジリジリジリ」となると「緊急事態発生。すぐに避難せよ」の意味だ。

他には、車のクラクション。

僕の友達に、僕との別れ際いつも「プッ」っと鳴らす友達がいた。それは、「またね!」を意味するコミュニケーションだったわけだ。

言語別にコミュニケーションを分類

言語コミュニケーション

言語コミュニケーションとは、頭の中で「言語(文字・言葉)」として、変換されて理解されるコミュニケーションだ。

言語コミュニケーションの特徴は、そのコミュニケーションに言語が割り当てられているところにある。

そういうと余計分からなくなるよね!?

だから、さっき上げたコミュニケーションの中から、言語コミュニケーションを抜き出してみよう。

  • 話し言葉
  • 文字
  • 手話
  • 身ぶり・手振り

話し言葉や、文字に関しては説明はいらないだろう。

手話やは直接言語を使っているわけじゃない。ただ手話一つ一つには意味があって、それぞれに言語が割り当てられている。

だから、手話を理解するとき、手話→言語→理解という道筋をたどる。

そう言う意味で、言語コミュニケーションなわけだ。身ぶり・手ぶりも同じことだ。

光や音に関しても、手話と同じだ。

  • 光→言語→理解
  • 音→言語→理解

という道すじをたどる。だから言語コミュニケーションなわけだ。

非言語コミュニケーション

言語を介さずに、コミュニケーションそのものに意味があるものが非言語コミュニケーションだ。

簡単に言うと、言葉を知らない赤ちゃんでも伝わるのが、この非言語コミュニケーションだ。

言語を介さないので、非言語コミュニケーションは直感的に理解されるのが特徴だ。具体的には言語コミュニケーション以外が全部あてはまる。

  • 声のトーン
  • 距離
  • 態度
  • 表情
  • 目線
  • ファッション

非言語コミュニケーションは、言語を介さず、直観的に相手の心に届くため、言語コミュニケーションよりもスッとささることが多い。

言ってみれば、言語というフィルタがない分、早く深くささるわけだ。

五感でコミュニケーションを分類

視覚

目から理解するコミュニケーションだ。また一覧で抜き出してみよう。

  • 目線
  • 身ぶり
  • 身ぶり・手ぶり
  • 表情
  • 態度
  • 距離
  • 手話
  • 文字
  • ファッション

かなりある。

じゃあ、次は耳だ。

聴覚

耳から理解するコミュニケーションだ。

  • 声のトーン
  • 話し言葉

3つだけだ。

余談だが、「人は情報の8割を目から受け取っている」という話を聞いたことがないだろうか?

詳しい数字は分からないが、一般的に視覚8割、聴覚1割くらいと言われている。

ということは、他の嗅覚・味覚・触覚を合わせても1割くらいにしかならないというわけだ。

実際に、嗅覚・味覚・触覚でコミュニケーションをとることはできるが、僕たちはほとんどしない。だから、今回の分類にも嗅覚・味覚・触覚のコミュニケーションは出てきていない。

もし「嗅覚・味覚・触覚でこんなコミュニケーションあるよ!」というのがあれば、逆に教えて欲しい。僕は思いつかなかった。

communication14たぶん鼻は目とか耳に比べると鈍いのが理由だと思う。

香水ショップで、色んな香水を嗅いでいると、鼻がマヒしてくる経験をしたことはないだろうか?

そういう意味で、意外と嗅覚は当てにならなかったりする。

味覚・触覚も、直接触れないと情報が伝わらないという意味で、目とか耳に比べて不便だ。

まとめ

コミュニケーションとは、「自分の思いを相手に伝えること」を意味する。

そのための手段として、

話し言葉、文字、手話、光、音、声のトーン、身ぶり・手振り、ファッション、距離、態度、表情、目線、絵

などがある。

言語の有無で分けると、言語コミュニケーションと、非言語コミュニケーションに分けられる。

五感で分けると、視覚コミュニケーションと、聴覚コミュニケーションに分けられる。

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