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人に好かれるちょっとした工夫

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堀口寿人です。

今日のテーマは人に好かれるちょっとした工夫です。

あなたには好きな人、苦手な人はいますか??おそらく両方いると思います。

同じように、あなたのことを好きだという人も、苦手だという人もいます。これが自然ですね。

ある一定数はあなたのことを好きだといいます。
ある一定数はあなたのことを苦手だといいます。

さて、それなら、、、

あなたのことを好きになってくれる人の割合を増やしたいと思いませんか??そんなテーマのお話を今からちょこっとしますね^^

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昔ある所に若いお坊さんの兄弟がいました。彼らは修行のためにガンガー川という川のほとりへ行きました。そして、兄は上流に、弟は下流にそれぞれ修行小屋をつくり住み始めました。

その川の底には実は竜王が住んでいたのですが、2人はまだそのことを知りませんでした。

ある日。
竜王は人間の姿に化けて、弟の小屋を訪れました。

2人はとても意気投合し、お互いに相手なしでは暮らせないほどの仲になったのです。竜王は来る日も来る日も、人間に化けて弟の小屋へ遊びに行きました。

何度も会ううちにどんどん弟を慕うようになって行った竜王。そのうち、竜王は弟に自分の正体を見せようと考えるようになっていました。

そして、竜王は言いました。

『私は実は竜王なのです。親愛なるあなたには本当の姿をお見せします。』

そして、竜王の姿になり、弟への愛情から彼を体でまいて抱擁したのです。自分の正体を見せてご満悦の竜王は満たされた表情で、自分の住みかへ帰りました。

しかし、竜王の正体を見た弟は、、、あまりのショックにげっそりとやつれ果ててしまいました。すっかり元気をなくした弟は、助けを求めて兄のもとへ行きました。

兄は言いました。

『弟よ。お前はなぜ、そんなにげっそりやつれ果ててしまったんだい?』

弟は、これまでの流れを兄にお話しました。

すると兄は弟に聞きました。

『お前は竜王にまた来て欲しいと思ってるのかい?それとも来て欲しくないのかい?』

弟は答えました。
『もう来て欲しくないよ・・。』

兄は続けて質問します。
『じゃあ聞くけど、竜王がお前を訪ねてくるとき、どんな飾りをつけて来るんだい??』

弟は答えました。
『マニ宝石です。』

兄は言いました。
『じゃあ、その竜王がお前の小屋にたずねてきたら、こう言うんだ!【私にマニ宝石を下さい】と。』

兄は続けます。
『その次の日は、小屋の外に立っていて、竜王がやってきたらすぐにお願いしなさい。さらにその次の日は、川のほとりに立っていて、竜王がやってきたらすぐにお願いしなさい。』

このように最後は竜王の住みかのすぐ近くでお願いするように兄は弟にアドバイスしました。

『兄さん、分かったよ。アドバイスありがとう。』そう言うと、弟は自分の小屋へ帰っていきました。

翌日、竜王は人間の姿で弟の小屋へやってきました。

竜王はいつものように弟の小屋に入ってきて、椅子に座ろうとしました。

そのとき、『私にそのマニ宝石を下さい!』と弟は竜王にお願いしました。

マニ宝石は竜王にとってとても大事な宝物。いくら親愛なる弟の頼みとは言っても簡単に渡せるはずもありません。そこで竜王は気まずくなり、そのまま帰ってしまいました。

さて、その次の日。弟は小屋の入り口で竜王を待ちます。そして、また竜王が人間の姿でやってきました。

弟は『今日こそ私にマニ宝石を下さい!』と竜王に言いました。すると竜王は今度は小屋に入ることもなく帰ってしまいました。

さらに次の日。

弟は竜王のすみかのある川のほとりで竜王を待ち伏せしました。するとしばらくして竜王が川から顔を出しました。

そのときに、すかさず弟は言いました。『今回で3回目のお願いです。私にマニ宝石を下さい!』

すると竜王は川から顔だけを出して言いました。

『このマニ宝石は竜族の宝なのです。あなたにお渡しすることはできません。それにあなたは多くを求めすぎですよ。』

そう言うと、竜王は川にもぐって、二度と弟の小屋へ顔を出すことはありませんでしたとさ。

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竜王にマニ宝石が欲しいとお願いし続けた弟。その結果、親愛なる関係も壊れてしまいました。

私たちは大人になると子供のようにダダをこねる事はないかもしれません。

表向きには!

でも実は心の中ではいつも、『あれが欲しい』『これが欲しい』でいっぱいです。

  • さりげなく手を差しのべてくれる優しさが欲しい
  • 言わなくても私の気持ち察してくれる気づかいが欲しい
  • 私を100%認めてくれる理解者が欲しい
  • お金がもっと欲しい

など、私たちは今ないものばかりに目が行きがちです。

もちろんある程度はいいとして、度が過ぎるとまわりの人も何だかいい心地はしませんよね。マニ宝石を欲しがる弟のように。

さて、本題ですが人に好かれるちょっとした工夫は一言で言うと

足るを知る

ということですね。

『今ないもの』から『今あるもの』に目を向け変えてみると、実はすごく満たされていることに気付くことがあります。

すると今この瞬間に、今の環境がありがたく感じられたりするものですね。

私たちは何一つ持たずに生まれてきました。そのまま放っておけば1週間で死んでいたでしょう。

「では、そんな状態からどうやって今まで生きてこれたのでしょうか??」

そう考えると、私たちはすでに十分満たされているはずなんですね。

何を基準に考えるかで、私たちは満たされない人にも、満たされている人にもなりえます。

あなたはどちらを選択しますか?

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