心理カウンセリング実例

うつ症状のカウンセリング実例1

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心理カウンセラーの堀口寿人です。

また、クライアントさんから『私の事例を使ってもいい』と言っていただけました。

今回は仮にAさんとしておきます。

いつも前置きをしますが、私の心理カウンセリングは、
何よりも守秘義務を大切にしています。

例え私の親でも、先生でも、親友でも
内容を絶対にもらす事はありません。

だから、クライアントさんも安心して話してくれます。

今回は、そんな守秘義務の中、
特別に許可をいただいたけたので掲載します。

今回は、また長いので何回かに分割して配信しますね^^;

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●Aさん
実は、パニック障害というのを併せ持ってて、自分自身が分からなくなることがあります。

▲堀口
もう少し具体的に聞いてもいいですか?
どんな感じになりますか?
まず、分からないとは?

●Aさん
仕事もそうだし、最近はなくなって来たけど、地震。
2011年に、大震災が東北で起きた時、関東でも結構強い地震があったのですが・・・

▲堀口
はい。

●Aさん
そのときくらいから、パニック障害が出てきて、
なにに対しても「怖い」と感じると、焦って、自分が何をしていいか分からなくなる。

▲堀口
はい。

●Aさん
なかでも、仕事絡みで「怖い」と感じることが多いですね。
例えば、新規の契約に一人で行くことって、私には初めての事だから「怖い」と感じます。
働く上でも、毎回毎回「失敗したらどうしよう」と思うと怖いんですよね。
だから、もう何が何だか分からなくなっちゃって。

▲堀口
はい。

●Aさん
それこそ、物をどこに置いたのか分からなくなったり、何を優先するかも考えられないし。
酷いと、自分が何をしゃべっていいのか分からないときがある。

▲堀口
はい。

●Aさん
それが、パニック障害なのかな?
診断名はもらってないけど、
混乱すると自分自身が何をしていいか分からなくなることがあります。

▲堀口
急に混乱することはないと思うんですね。
必ず、その引き金になっているものがあると思うんですけど、
どういうことが引き金になっていると思いますか?
思いつくままに言って下さい。

●Aさん
引き金?何だろう。

▲堀口
例えば、こんなときにパニックになる。
あんなときにパニックになる、と言う風に。

●Aさん
やっぱり、最初にパニック状態になったのは、2011年3月11日の地震の時ですね。
私は、ちょうど地下にいたんです。
そのときに「このまま地下にいたら、私死んじゃう」って思って・・・

▲堀口
津波に襲われて?

●Aさん
ううん。ビルの地下にいたから、ビルが潰れちゃったら私、死んじゃうと思って・・・
どうしていいか分からなくなって。
わけが分からずに逃げ回っていたら、近くにいた人がこっちだよって言って、地上に連れて行ってくれたんです。
あの時は、本当にパニック状態になってしまい、何が何だか分からなくなりましたね・・・

▲堀口
地震でビルが潰れると思ったんですね。他には?

●Aさん
あとは、ストーカーにあったことがあります。
私が気づかない間に、後ろから知らない男の人がついて来てて。
家のチャイムを鳴らされた時に、何か怖くなっちゃって。
そのときも、どうしたらいいか分からなくなって。
冷静に考えたら、警察を呼べばいいのに。違う人に連絡しちゃったりとか・・・

▲堀口
それは確かに怖い経験ですね。
今、お話してきてパニックの裏に何があると思いますか?

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次号につづく。。。

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